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note、LINE公式アカウントとの連携機能を全ユーザーに開放

2026年1月15日、人気コンテンツプラットフォームnoteは、クリエイターや事業者向けの新機能として、「LINE公式アカウント」と連携し友だち追加を促進する機能を全ユーザーに提供開始したと発表しました。これまでnote pro(高機能プラン)限定だったこの機能が、個人クリエイターや小規模事業主でも利用可能になり、コンテンツと読者・ファンの接点強化を図る新たな動きとして注目が集まっています。

個人でも利用可能に――「LINE友だち追加」設置で読者との関係性向上へ

従来、「LINE公式アカウント」と連携して記事内に友だち追加ボタンを設置できる機能はnote pro契約者限定のオプションでした。しかし今回のアップデートにより、noteアカウントを持つすべてのユーザーが利用できるようになったことで、LINEを通じた読者とのコミュニケーション強化が手軽に実現できるようになりました。

この機能を活用することで、読者が記事を読み進めるうえで「友だち追加」をきっかけにLINE公式アカウントの登録へスムーズにつなげられるようになります。企業や個人クリエイターにとって、コンテンツ消費後のリテンション(継続接触)を高める有力な施策となるでしょう。

料金は月額1万7380円(税込)で、年間プランも用意されています。加えて、1月31日までの申込で2月28日まで無料トライアルが可能となっており、新機能を試したうえで本格導入を判断できる仕組みが整えられています。

画像引用:Web担当者Forum

クリエイター経済の成長とLINE連携の狙い

noteを取り巻くクリエイターエコノミー市場は、年々拡大傾向にあり、約2兆円規模に達しています。こうした市場の中で、クリエイターや個人事業者がファンとの継続的な関係を築くことの重要性が高まっています。

一方で、SNSのアルゴリズム変化や検索エンジンのAI要約機能の普及により、コンテンツへの直接アクセスが伸び悩むケースも増えています。特に、noteユーザーの運用者からは「LINEで友だちが増えない」という課題が指摘されており、これを解決する手段として今回の機能開放が位置づけられています。

LINE公式アカウントとの連携によって、読者とクリエイターの接点をより確実に確保できるようになり、直接的なフォローアップや情報配信が可能になります。これは、note内だけではなく、LINEという個人の生活圏に近いプラットフォームを活用する新たな施策でもあります。

運用のポイントと活用シーン

このLINE連携機能は、単なる導線設置に留まらず、次のような運用価値が期待されます。

📌 主な活用例

  • 新着記事のお知らせ配信
    noteで公開した記事をLINE経由で告知し、リードタイムを短縮。
  • 限定コンテンツの配布
    LINE友だち限定で特典や補足情報を提供し、読者ロイヤルティを向上。
  • イベントや告知のクロスチャネル活用
    noteとLINE双方で告知を行い、認知の最大化を図る。

個人クリエイターや中小事業者にとっては、低コストでファンとの双方向コミュニケーションを強化できる点が評価されるでしょう。特に、記事をきっかけとしたLINEでの継続的なつながり作りは、今後のコンテンツ運用戦略における重要な柱の一つとなります。

画像引用:Web担当者Forum

今後の展望

noteとLINEという二つのプラットフォームの連携は、クリエイターやブランドが独自のファン基盤を築くための新たなインフラの整備とも言えます。これにより、コンテンツ中心のマーケティングだけでなく、読者との継続的なエンゲージメント強化へとつながる可能性が高まります。

個人発信がビジネスやコミュニティ形成に直結する時代だからこそ、noteの新機能は多くのユーザーにとって有力な武器となるでしょう。今後のユーザー動向や機能アップデートにも注目が集まります。